2010年08月05日

役者と脚本家と演出家

シンプルに、演劇を考えてみよう。

演劇には、シンプルに考えて、役を演じる役者が必要で、彼らが演じるためのストーリー、つまり脚本が必要だ。で、それらの要素を立体的に組み立て上げて客に見応えのある演劇を見せるのが演出家だ。
(細かく考えると、音楽や照明や劇場運営などキリがないのでそういうことは言わないこと)

で、それぞれ必要な役割なんだが、それぞれに対して憧れる人間がいる。自分はどの役割に一番なりたいだろうか?

どの役割の人生を深く追求していきたいだろうか?

それを考え始めると、それぞれの役割を好きになる人間には、それぞれに特徴があると気づき始めた。

役者:
これは、つまり職人肌なんだろう。役に入りきって、その人間に成りきって、表現していくっていう世界観なんだろうけど、おおくくりな枠で言うと、役者になりたいような人は職人気質なんだと思う。
音楽の世界で言うと、ある程度、楽曲が固まっている中で実際に音楽を演奏するミュージシャンになる。レコーディングかもしれないし、ライブかもしれない。でも、大枠、楽器を演奏するミュージシャン。

脚本家:
これって、ストーリーを考えて、その通りに物事が動くことに快楽を覚える人のこと。もしくは、ストーリーを考えること自体が好きな人。
音楽で言うと作曲家になるかな。

演出家:
これは、物事を組み合わせることになる。ゼロから何かを生むのではなく、今ある物だけで、もしくはそれに何か加えることで最大効果を発揮する方法を探ること。
こういうと聞こえはいいが、他にも「お金を儲ける」役割も含まれる。プロデューサー的な役割も好きな人。


で、まあ、こういうことを考えていくうちに、
・投資家
・起業家
・従業員
の関係と同じことだな、という結論に至った。

従業員=役者=職人気質:
与えられた役割をきっちりとこなすことで、自己重要感を得る。
基本的には、時間に対する対価として金銭を得たり、自分が成し遂げたことへの対価として金銭を求める。
世の中の大半の人はこれになりたいと(意識しているか、意識していないかは別として)思ってるはず。
雇われ社長なんかも、これに含む。

起業家=脚本家:
戦略を考えることが楽しい人。
細かいことではなく、大きな世界を好む。
ゼロから有を生み出すことが楽しい人。

投資家=演出家=プロデューサー:
お金を生み出す人。お金のレバレッジ、人脈のレバレッジをきかせることが好きな人。
いろんなことにちょっとずつ、関わっていたいタイプの人。
今あるものをさらに大きくしたり、便利にしたり、改良を加えるのが好きな人。


何にせよ、自分がどういう人間なのか、つまり、なぜその役割に憧れるのかを明確に知ることがどれほど大事なのか、それこそが人生の目的なんじゃないかとさえ最近、思い始めてる。

「答えは全て自分の中にある」
posted by コッティ at 14:50| Comment(5) | TrackBack(0) | 種々雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

ロストとピンクフロイド

僕が熱狂的に好きなものの一つにアメリカドラマ「ロスト」がある。
もう、本当に好きで好きでたまらない。

音楽も、登場人物も、摩訶不思議なストーリーも、何から何まで、全て好きなのが「ロスト」だ。


登場人物それぞれのバックグラウンドを毎回、掘り下げる手法も好きだし、どんどん人が死んでいくが、毎シリーズごとに新たな登場人物が増えていく設定も好きだ。
登場人物の中で、最も親しみがあるというか、好きなのはチャーリーだ。音楽が好きな所もオレに似ているし、何となく子供っぽいところも似ている。
ジョン・ロックのことも愛してる。特にシーズン3でジョン・ロックが若い覆面警官に騙されるエピソードが好きだ。
ヒューゴも愛想があって好きだし、ソイヤーも男臭くて格好いい。
音楽や登場する本が70年代に偏っているのもいい。

いくらでも、それらしい理由は見つかるが、本当のところ、なぜこんなに好きなのかはよく分からない。


一方、最近、ギターを再開した影響で、もともと好きだったピンク・フロイドを再び、よく聞くようになった。
今までの人生で最も多く聞いている音楽、それはピンク・フロイドだ。「ウォール」「狂気」「
ご存知のようにピンク・フロイドは音楽だけでなく映像と音楽の融合作品も多い。
ピンク・フロイドの歌詞も訳が分からなくて文学的だし、デビット・ギルモアのギターはオレの師匠だ。彼の歌声も好きだ。また、映像は音楽に劣らず素晴らしい。

で、最近、DVDやYouTubeでピンク・フロイドを見直している訳だが、そこで気づいたことがある。

それは、「ロスト」と「ピンク・フロイド」は根幹が同じなのではないか?ということだ。

それが何かは良く分からないけど、とにかくテイストが似ている。
曖昧に表現すると、こんな感じだ。

ちょっと暗くて、難しくて、文学的で、宇宙的。


うん、「宇宙的」って表現は、いいかもしれない。うまくオレの気持ちを表現できてると思う。

だから、トランスも好きなのかな、と思う。
(オレは、トランスは「宇宙のリズム」を表現した音楽だと思ってる)

「宇宙」は小さい時から、なぜか好きだった。
ロマンを感じていた。ハレー彗星の影響もあったかもしれない。
いまだに「宇宙」の写真を見ると、ワクワクするものだ。

結論としては、「ロスト」と「ピンク・フロイド」と「トランス」は宇宙的だ、ということ。
posted by コッティ at 06:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 種々雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月03日

原点回帰〜プログラマー

ここ2ヶ月ほど、週末は全く外出せず、ずっと一人作業を行っていた。
というのも、たまたま日本の友人(高校時代の同級生)からプログラムを作って欲しい、と頼まれたからだ。

3、4年くらい前、彼の依頼でプログラムを作ったことがあって、その縁で今回の依頼となった。
どうせやるなら自分の勉強のためにも今流行りの技術で作りたい、ということで未知の領域にチャレンジしてみた。

普段、仕事では全くプログラミングをしなくなって久しい。
しかし、プログラムすることへの情熱というか、憧れというのはずっと離れなことがなかった。
僕にとってプログラムすることは、本当の楽しみなのだ。

プログラムとは極めて左脳的作業であり、入り口と出口だけが決まっていて、その入り口から出口への経路はプログラマーの自由裁量に任されている。
そこが何とも楽しいのだ。

じゃ、ずっとプログラマーでいいじゃないか、と思うかもしれないが、そこが多くのプログラマーのジレンマでもある。
要するに、プログラマーでいる限り、自分で作り上げれる世界(作業量)に限界がある。それは即ち、あまり多くの人を幸せにできないのではないか?という疑問に繋がる。
当時、僕はそのように感じ、プログラマーからサービスを企画する立場へと転身したのだった。

ま、それはさておき、久しぶりのプログラム、そして未知の技術への朝鮮。さらに、これは自分のプロジェクトじゃなくて、他人のプロジェクトだ。だから、責任感も一層、強い。そして、納期がある。

そう、これは、まさに趣味ではなく、仕事だ。
趣味と仕事の違いについては、過去のエントリーを参照

約2ヶ月、まさに格闘だった。
新しい技術と格闘しながら、納期と格闘しながら、また仕様変更と格闘しながらの、濃密な2ヶ月だった。

そこには、何ともいえない充実感と、自分がプログラマーとして原点回帰することで見えてきた新たな将来の青写真に対する興奮があった。

趣味のギターをいくら楽しく弾いても得られない快感が、そこにはあった。

そう、やっぱり村上龍が言う通り、本当の快楽は仕事の中にしかない、ということを体感した2ヶ月だった。


先日、やっと納品を終え、ほっと一息といったところだ。
しかし、あの格闘の日々をまた味わいたいという欲求がメラメラと燃えている。一方、趣味のギターをいっぱい弾ける時間を謳歌してもいるのだが。。。

次のプロジェクトもその次のプロジェクトも、僕の中では明確だ。
やることはいっぱいある。
やりたいことはいっぱいある。

ただ、今のところ、仕事にはなっていないため、それらを仕事化し、自分にプレッシャーをかけ始動できるように準備しているところだ。
一旦、スタートすると勢いで行けるんだけど、なかなかスタートダッシュが難しい。

特に、これから誘惑の多い夏になるとね。。。
posted by コッティ at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 種々雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月01日

2009年6月30日、親父が定年退職

日本時間の昨日、アメリカ時間の本日、オレの親父が定年退職をしたそうだ。
さすがに、感慨深そう。

それは、こっちもだ。

バトンは完全に息子に託された訳だからね。

でも、オレはまだ、十分に親孝行できるほどの経済力も時間もない。
確かに、その方向には向かっているけど、まだ自分で納得できるレベルには到達していない。

今の範囲で出来る親孝行は、もちろん、やってるよ。
でも、オレはもっともっと親孝行したい。

ANAのファーストクラスのチケットを送って両親をアメリカに招待したいし、
アメリカ中をファーストクラスで一緒に回っていろんな世界を見せてあげたい。
いつでも、すぐに日本に帰省して気軽に親孝行したい。

母親にはね、いろいろと親孝行しやすいんだけど、父親は難しいよね。
特にオレの父親は、物欲がなく質素な人だし、趣味もあまりない人だから。
オレの親父を知ってる人は、「全然、イメージと違う」といつも言われる。どうやら、オレの性格から想像するオレの父親像ってのは、とんでもないイメージらしい。。。

ま、それはともかく、無事、定年退職を迎えた親父が、これから第二の人生を謳歌できるようにあらゆるサポートをしていきたい。
そのためには、早く経済力と自由な時間を作れるようにならないとね、というのが息子、そして長男として思ったこと。

そして、そうなることをモチベーションとして、引き続き、邁進していきます。

とりあえず、お父さん、今までご苦労さまでした!
posted by コッティ at 06:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 種々雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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