2009年05月14日

グリーンカードを申請した

僕の在籍する会社は、日本企業のUS Branch(アメリカ支社)という位置づけである。
しかも、去年新設したBranchであり、そこへの最初の駐在員(最後かも?)が僕だった。そして、ビザはL1。それが2008年2月の話。

上記のような場合、僕は1年目はグリーンカードを申請できなかった。なぜなら、1年間、そのBranchが米国で企業活動を全うする必要があったから。

で、L1ビザは1年、2年、2年、2年の最長7年まで更新できるので、2009年2月にL1ビザの延長申請を行った。
幸い、それは受理され、今は2011年2月まで有効なL1ビザに切り替わっている。

そして、いよいよ待ちに待ったグリーンカードを申請できるタイミングがやってきた訳だ。
弁護士と相談しながら、いろいろな資料を集めたり作成したりし、2009年4月に無事にグリーンカードの申請を完了できた。

ちなみに、グリーンカード申請には、下記のカテゴリがある。
EB-1:優先就労者、国際組織に勤務する管理職者
EB-2:高度の教育を必要とする職務に従事する者、並外れた能力の持ち主
EB-3:熟練工、専門職者、その他の労働者
EB-4:特殊移民
EB-5:雇用促進者(投資家)

弁護士と相談した結果、僕の場合は国際企業のマネージャー職ということで、EB-1で申請した。EB-1が最も早くグリーンカードに辿り着けるからだ。ただ、僕のように一人駐在員の場合、現地に部下がいないためマネージャー職と判断されない可能性があるとのこと。しかし、日本には部下がいることと、現地のアメリカ企業とのJoint Projectとして他社の社員を何名か監督している、という内容のレターを書いてマネージャー職であることを証明したつもりだ。また、Branchとしてアメリカでの雇用を創出していない点もマイナス要因になる可能性がある、とのこと。ま、それはしょうがいない。

でも、少しでも可能性があるならチャレンジしたいので、アプライすることにした。

まだ、申請しただけで、これからは長い道のりが待っている。弁護士の話だと、

1.Labor Certificate(LCA=労働許可証)
2.I-140 Petition for Immigrant Worker (実際に職務を勤める能力・経験があるかどうかを証明する書類)
3.I-485 Application for Greencard (就労ビザより永住権への切り替えの為の書類)

のプロセスが待っていて、EB-1申請でさえ、1で2〜3ヶ月、2で5〜6ヶ月、3で10〜12ヶ月かかるとのこと。ただし、2と3は同時進行で進むため、最短で1年ちょっと、ということだ。


なぜグリーンカードが欲しいのか?

それは、雇用に縛られないためだ。外国人がアメリカで合法的に働くには労働ビザが必要で、労働ビザは雇用主(企業)にサポートしてもらう必要がある。だから、渡米しながらの転職は非常に難しいのだ。
また、その状態で本社から「帰国してくれ〜〜!」と依頼されると、日本に帰国せざる終えない。
それも大きなリスクなのだが、僕にとってもっと問題なのは起業もできないことだ。
グリーンカードを持っていない状態で起業するには、グリーンカード保持者を会社の代表になってもらい、そして自分を雇用してもらう必要がある。
起業者なのに、雇用してもらうってどういうこと?って話。

グリーンカードさえあれば、転職も容易だし、何より起業が容易にできる。僕はアメリカで骨を埋めようと思っていて、アメリカの墓に入る覚悟で渡米しているので、この流れは最初から予定していた通りだ。
むしろ、グリーンカードに一番近いのがLビザやEビザだったので(H1Bからのグリーンカードは3年とか5年かかるらしい)、今の流れに乗ったと言える。

これから、グリーンカードについて動きがあれば、ここに書いていきます。

追記)
弁護士から請求が届きました。
今回の申請において、$7,995でした。
この後、追加書類の提出を求められることになるのですが、それにかかった弁護士費用が$4,965かかり、最終的にグリーンカード取得まで$12,960(約130万円)の弁護士費用が必要でした。
posted by コッティ at 05:00| Comment(3) | TrackBack(0) | シリコンバレー永住への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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